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2013年9月アーカイブ

ヘリウムガスを風船に注入する際に、ヘリウムボンベに接続する器具を インフレ―ターと言います。

下のイラストのような器具で、どなたでも簡単に、風船を膨らませられるようになっています。

取付前

He_inf_01.jpg

  • インフレ―ターにパッキンが付いていることを確認してください
  • 取り付け部分のネジは左ネジです

取り付け後

He_inf_02.jpg

  • 使用の際はボンベのバルブ(元栓)を開けます
  • 風船の口を、インフレ―ターの細いノズルにとりつけます
  • それからインフレ―ターの小さいバルブを回してガスを出します
  • 風船が洋ナシ型になるまで膨らんだら、バルブを閉めてガスを止めてください
  • インフレ―ターの種類によっては、バルブがなく、ノズル部分をプッシュするだけでガスがでるタイプもあります

純度が一定以上を保証する高純度ガス、様々な混合比で混合された混合ガス・標準ガス

お値段は直接お問い合わせください。

高純度ガスは多目的な実験研究や分析等に幅広く使用されております。 特殊な処理を致しました容器にて厳密な品質管理のもとに 安定した製品をご提供致します。
酸素、チッ素、ヘリウム、二酸化炭素、さまざまな混合ガス(ご希望の混合比)など種々あります。
純度はガスによって数種類の準備(99.9%(スリーナイン)から99.9999%(シックスナイン)まで)のご用意があります。

無機系ガス

  • 酸素 O2:[ 99.9999%, 99.9% ]
  • チッ素 N2:[ 99.99995%, 99.998%, 99.999% ]
  • アルゴン Ar:[ 99.9999%, 99.999% ]
  • ヘリウム He:[ 99.99995%, 99.9995% ]
  • 水素 H2:[ 99.9999%, 99.999% ]
  • 一酸化炭素 CO:[ 99.95%, 99.9% ]
  • 二酸化炭素 CO2:[ 99.999%, 99.99% ]
  • メタンCH4:[ 99.9999% ]
  • 空気 Air:O2 [ 21%±0.5, 21%±1 ]


圧力調整器の扱い方について解説します。

1.圧力調整器の取付

圧力調整器には、パッキンがついていることを確認してください。

treat_reg_01.jpgのサムネール画像

ボンベの継手部分と圧力調整器の袋ナットを接続し、手で締められるところまで、締めていきます。締める方向は時計回り(右回り)です。

treat_reg_02_hand.jpg

手で絞められなくなったら、スパナでしっかりと締めます。
緩すぎるとガスが漏れてしまいますが、きつすぎても、パッキンが破損し、やはり漏れの原因になります。やや力を入れて締めて、ぐっと止まった場所で止めてください。

treat_reg_03_spana.jpg

2.バルブを開ける

バルブの開ける際は、極力ゆっくりと行ってください。
圧力調整器に不具合がある場合、バルブを開けた瞬間に急速に力がかかると、ゲージのガラスが破損する場合があります。最初にバルブを開ける際は、ゲージの前に顔を向けないようにしましょう。

treat_reg_04_open.jpg

純度が一定以上を保証する高純度ガス、様々な混合比で混合された混合ガス・標準ガス

お値段はお問い合わせください。下記は、10L容器の場合の目安です。

  • 二種標準ガス : ¥38,400
  • 三種標準ガス : ¥41,600
  • 容器代 : ¥20,000
  • 混合するガスの種類・比率により変動します
  • 納期は4週間程度かかります
  • 容器はレンタルと買い取りがあり、レンタルの場合は貸し出しから10か月です。
  • 容器買い取りの場合は納期がプラス3週間となります
  • 容器サイズは3.4L、10L、47Lがあります。

標準ガスは計測器校正用として信頼性の高い製品をお届けいたします。 温度、圧力、時間の三点の保証を致しご提供いたします。
酸素、チッ素、ヘリウム、二酸化炭素、さまざまな混合ガスなど種々あります。

製造精度・分析精度

下記は二成分系の場合です。精度は相対値です。

混合ガス(又は標準ガスとも呼ばれる)
製造精度 ±5%、分析精度 ±2%
混合ガス(又は標準ガスとも呼ばれる)(最小成分が1%以下)
製造精度 ±10%、分析精度 ±2%
特級標準ガス(JCSS)
製造精度 ±2%、分析精度 ±1%(1級)又は2%(2級)

製造精度は目的成分に対する相対値です。濃度をご指定いただいても、厳密にご指定の濃度ぴったりに製造することは困難なため、指定濃度を中心とする製造精度の範囲内に収めることを許容していただくというものになります。
例)酸素 2% + 窒素/B の指定の場合・・・製造される酸素は2%に対して相対的に±5%(2%の5%は0.1%)のずれを許容していただく必要があり、1.9%~2.1%の範囲に収まることまでが保証されます。

分析精度は、測定された濃度の誤差になります。
酸素 2% + 窒素/B の指定で、できあがった混合ガスを測定したところ酸素の濃度が 2.05% だったとします。
成分の分析には誤差があるため、測定された2.05%に対して相対的に2%が想定する誤差となります。つまり、2.05%の2%は0.041%なので 2.009% ~ 2.091% の範囲のいずれかの濃度である可能性が排除できないということになります。(分析機器の限界のため)

計量証明行為には計量法トレーサビリティ(JCSS)制度による標準ガスが必要です。 国家基準にトレーサブルな標準ガスが必要な際はお申し付けください。

高純度ガス・標準ガスを使用する場合は、圧力調整器も高純度対応品を使用することを推奨いたします。

混合ガス(標準ガス)の充填圧力は 11.7MPa となります。(一般的な高圧ガスは 14.7MPa)

COを含有する場合の最高充填圧力は 9.8MPa となります。

水素をバランスガスとする場合の混合ガス(標準ガス)の充填圧力は 11.7MPa となります。

可燃性ガスと空気(=窒素+酸素20.9%)の混合ガスの場合は、可燃性ガスの濃度は燃焼範囲下限界の1/3となります。可燃性ガスと酸素を混合する場合は、作成ができない場合があります。

公害計測用

大気汚染測定、自動車等排気ガス測定、煙道排ガス測定など

  • 一酸化炭素 CO + 窒素[ 1ppm - 12% / N2 ]
  • 二酸化炭素 CO2 + 窒素[ 1ppm - 20% / N2 ]
  • メタン CH4 + 空気 [ 0.1ppm - 1000ppm / Air ]
  • プロパン C3H8 + 窒素 [ 10ppm - 2% / N2 ]
  • プロパン C3H8+ 空気 [ 0.1ppm - 1000ppm / Air ]
  • 酸素 O2 + 窒素[ 1% - 25% / N2 ]
  • 一酸化炭素 CO + 窒素[ 100ppm / CO2 5 - 20% / N2]
  • 一酸化窒素 NO + 窒素[ 1ppm - 20% / N2 ]
  • 二酸化硫黄 SO2 + 窒素 [ 1ppm - 1% / N2 ]

可燃性ガス漏洩警報機チェック用

  • メタン CH4 + 空気 [ 1 - 1.66% / Air ]
  • エタン C2H4 + 空気 [ 0.7 - 1.03% / Air ]
  • プロパン C3H8  + 空気 [ 0.5 - 0.73% / Air ]
  • イソブタン(iso-ブタン) i-C4H10 + 空気 [ 0.45 - 0.6% / Air ]
  • 水素 H2 + 空気 [ 1 - 1.33% / Air ]

医療用

  • 二酸化炭素 CO2  + 窒素[ 5% - 10% / N2 ]
  • 二酸化炭素 CO2  + 酸素[ 4% - 8% / O2 ]
  • 二酸化炭素 CO2  + 酸素 または 窒素[ 5% - 15% / O2 / N2 ]
  • 酸素 O2 + ヘリウム  [ 20% / He ]

工業分析用(プロセス管理用)

  • 酸素 O2 + 窒素 [ 1ppm - 25% / N2 ]
  • 水素 H2 [ 0.1 - 20% / N2 ]
  • メタン CH4 [ 10ppm - 5.000ppm / N2 ]
  • エタン C2H6 [ 100ppm - 5% / N2 ]
  • エチレン C2H4 [ 100ppm - 60% / N2 ]
  • プロパン C3H8 [ 100ppm - 5% / N2 ]
  • プロピレン C3H6 [ 100ppm - 50% / N2 ]
  • 1,3-ブタジエン 1,3-C4H6 [ 100ppm - 30% / N2 ]
  • ブテン C4H8 [ 1 - 30% / N2 ]
  • C2H6 / C2H4 / N2
  • CH4 / C2H6 / C2H4 / H2
  • CH4 / C2H6 /C2H4
  • C2H6 / C3H6 / N2
  • CO / O2 / N2

充填圧力:圧縮ガスは原則として11.7MPa(120kg/cm2)35℃。但し、一酸化炭素(CO)が含まれる場合は9.8Mpa(100kg/cm2)35℃となります。(行政指導)又、液化ガスを含む場合はガスの濃度により充填圧力を決めさせていただきます。
製造精度:二種混合の場合原則としてご指定濃度の±5%以内。三種混合以上の場合は±10%以内となります。
分析精度(確度):原則として表示値の±2%以内。
品質保証:濃度変化は原則として分析精度(±2%)以内であることを1年間保証しております。

ネオン、クリプトン、キセノン

お値段は直接お問い合わせください。

希ガス(またはレアガス Rare gas)はネオンサイン、蛍光灯、ハロゲンランプ、ストロボランプ等に使用されるだけではなく、近年は医療分野で笑気ガス(N2O)にかわる麻酔ガスや脳内の血液循環を映像化するための造影剤として注目され又、エレクトロニクス分野としてエキシマレーザー用としての需要も増大して参りました。

  • ネオン Ne:99.999%
  • クリプトン Kr:99.999%
  • キセノン Xe:99.999%

希ガスは一般的な高圧ガスと充填量が異なります。下記の目安をご参照ください。希ガスの場合、1L当たりの単価が高額のため、実充填量でのご請求となります。下記以下の数量での充填はご相談ください。

10L容器と 47L容器のみ貸し出し容器あり(貸出期間6か月、延長有料)3.4L容器は買取のみとなります。

納期 約3週間 (容器購入の場合はさらに3週間かかります)

標準充填量

容器 Ne ネオン Kr クリプトン Xe キセノン
3.4L 500L 400L 200L
10L 1500L 1000L 500L
47L 7000L 5000L 2500L

お値段は直接お問い合わせください。

出来る限りお客様のニーズにお応えできるよう、2成分以上の高純度ガスを使用しご用意いたしております。お客様のご要望をお申し付けくださいませ。


リークテスト用水素(混合)ガス・リークディテクタ用水素(混合)ガス

ヘリウムガスの供給不足・費用高騰により、リークテスト用ガスとして、
水素・窒素混合ガスの需要が高まっています。

  • 水素 H2 5% + 窒素/B
  • 上記以外の濃度もご相談ください

放射線測定用 PRガス

PRガス : Proportional Gas 比例計数管による放射線測定で用いられる

  • メタン CH4 10% + アルゴンベース[ 10% / Ar ]
  • メタン CH4 5% + アルゴンベース[ 5% / Ar ]
  • 等...
  • PRガス:右ネジ(11.7MPa充填)、左ネジ(14.7MPa充填)を指定可能
  • 容器レンタル可能なPRガスの容器サイズは10L型(1500L)および47L型(7000L)
  • PRガスの納期は2週間~3週間程度
  • PRガスの価格は2万円~4万円程度(容器サイズや配送地域により異なる)
  • PRガスの原材料純度:メタン 99%、アルゴン 99.999%
  • 参考価格(2019年時点):
    ・PRガス メタン10%/Ar-Base 10L型 32000円
    ・容器レンタル費用 1ヵ月 2000円
    ・配送費 (地域により異なる)

放射線測定用 Qガス

Qガス : Quenching Gas  ガイガー=ミュラー計数管による放射線測定で用いられる

  • イソブタン( i -C4H10) 2% + ヘリウム(He)
  • イソブタン( i- C4H10) 1% + アルゴン(Ar)
  • n-C4H10 [ 1.3% / He ] 
  • i-C4H10 [ 0.95% / He ]
  • C3H8 [ 1.5% / He ] 
  • 等...

充填圧力 11.7MPa、容器調達 3~4週間、ガス製造 2~3週間、費用目安 4万円~(2019年時点)


管球用

  • アルゴン(Ar) [ 0.5-20% ] + ネオン(Ne) /Base
  • 窒素 (N2) [1-50%] + アルゴン(Ar) /Base
  • 臭化水素(HBr) [1-10%] + アルゴン(Ar) /Base
  • 臭化メチル(CH3Br) [ 0.05-0.5%] + アルゴン(Ar) または クリプトン(Kr) /Base
  • 2臭化メチル(CH2Br2) [ 0.05-0.3%] + アルゴン(Ar) または クリプトン(Kr)/Base

レーザー用

  • 3種混合 CO2 [3-15% / N2 / He ]
  • 4種混合 CO [2-6% / CO2/ N2 / He ]

PET, サイクロトロン, F18-FDG

  • 2種混合 フッ素+ネオン F2 [0.1-2% / Ne ]

医療用ガス

工業・食品・研究


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