2012年4月アーカイブ

酸素・窒素・アルゴン等のガスの消費量が多い場合は、 ＬＧＣ（Liquid Gas Container、ＥＬＦ（エルフ）とも呼ばれる）による供給も行っております。

ＬＧＣには液化したガスが充填されており、 通常のシリンダー（高圧ガス容器、ボンベ）よりもコンパクトに 大量の消費量を賄うことができます。

• ＬＧＣ容器の空重量　約106kg
• 液化酸素の比重　1.14(-183℃)、液化窒素の比重　0.808(-196℃)、液化アルゴンの比重　1.402(-186℃)　で計算
• 体積は３５℃・１気圧に換算したときのものです
• 液体の容量は体積から計算により求めたものです
• ＬＧＣの内容積は、ガスの種類によらず 176 L です
• 外観寸法　高さ　155 cm 、太さ　50.8 cm （円筒形）
• 最大供給量　25 m³/h = 416 L/min (1atm, 35℃, LN₂)

接続継手

炭酸ガス（二酸化炭素）の容器のサイズは下記のようになっています。

5kg容器・7kg容器

国内で流通している炭酸ガスの小型の容器は、 素材がアルミ製のものと、鉄製のものとで２種類あり、 同じ容量でも太さと高さが少し異なります。

容量		5kg	7kg
直径	鉄製	14cm	14cm
	アルミ製	17.5cm	17.5cm
高さ	鉄製	67cm	92
	アルミ製	55cm	72
容器の価格 （ガス込み）	鉄製	27,700円	28,700円
	アルミ製	36,000円	41,200円

7kgと5kgの炭酸ガスのボンベ（ミドボン）
写真の左側から

• アルミ製　５ｋｇ　ボンベ
• アルミ製　７ｋｇ　ボンベ
• 鉄製　５ｋｇ　ボンベ
• 鉄製　７ｋｇ　ボンベ

近年は美容院様などでの炭酸ガスの使用が増えてきておりますが、 上記のように、炭酸ガス容器の容量と材質により高さ・太さが異なります。 ご使用になる環境によっては、ガスボンベのサイズが合わずに置けないという事態も 起こります。 ご注文にあたっては、ご使用になる場所の寸法を測った上で、 最適な容量のものをお選びください。

補足：

＊鉄製5kg容器は取っ手がついた場合の高さは69.5cmです。

＊アルミ製容器の方が軽量で、取り扱いが楽です

＊このサイズの炭酸ガス容器は「ミドボン（緑のボンベ）」と呼ばれたりもしています

＊当社で扱っている炭酸ガスボンベのバルブは「W22-14山」と呼ばれるものです

＊熱帯魚飼育用やビールサーバー用のボンベの場合、バルブの形状が異なる場合があります

関連記事：ボンベの種類とサイズ

バルブに関する補記：

Ｗ２２－１４山という規格は、
・ウィットネジ（ネジ山の角度が55度）
・外径　２２ｍｍ
・ネジのピッチ　1 inch あたり 14山
という規格になります。

一方、7/8-14UNFという規格は
・ユニファイネジ（ネジの角度が60度）
・外径　7/8 inch　=　22.2225mm
・ネジのピッチ　1 inch あたり 14山
となります。

「W22-14山」と「7/8-14UNF」はピッチが同じで、外径もほぼ同じです。
ネジ山の角度が5度違いますが、シールテープを使用すれば
何とか接続できてしまうということになります。

＊さらに小型のボンベの場合、ネジの規格が「5/8 - 18UNF」のものがありますが、その場合は、接続することができません。

5kg/7kgより小さい容器

5kg/7kgの容器より小さいものは下記のようなものがあります。

（写真の左から...）

• 2.5kg(細型) ( 3.4L容器 )
• 2.5kg(ダルマ型) ( 3.4L容器 )
• 1.4kg ( 2L容器)
• 0.7kg ( 1L容器)

• 1L(150L, 0.7kg)

  太さ　7.5cm, 高さ 42cm, 重さ 2.3kg（容器のみ、バルブ・ガスは含まず）

  2L(300L, 1.4kg)

  太さ 10cm, 高さ 48cm, 重さ 4kg（容器のみ、バルブ・ガスは含まず）

• ＊重さは、ガスの重さを含まず、バルブの重さも含みません
• ＊バルブの重さは0.6kg～0.8kgです。

5kg/7kgより大きい容器

• 10kg
• 30kg

関連ページ

• 二酸化炭素　carbon dioxide
• ボンベの種類とサイズ