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ヘリウムガスの販売停止について(第二報)

平素は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。

昨年11月にヘリウムの販売を一時停止する旨をお知らせさせていただきましたが、その後、ヘリウムの入荷が改善する見通しがないため、ヘリウムガスの販売については改めて停止のご案内をさせていただきます。

ヘリウムの入荷に関しては、2年程度は改善する見通しがなく、2年以上経過しても元の供給量に戻る可能性は低い見通しです。当社のヘリウムガス(一般グレード)の販売は、現在の在庫がなくくなり次第終了とさせていただきます。見通しとしては2019年中に終了すると思われます。

・新規のお客様からのヘリウムガス(一般グレードおよび高純度品)の販売を一時中止
・過去に取引のあるお客様からの3000L以外(7000L、6000L、1500L)のサイズのヘリウムの販売を一時中止
・過去に取引のあるお客様からの3000Lサイズの販売を月2本までに制限(ただし当社在庫分がなくなり次第、販売終了)

なお、これまで高純度ヘリウムをご購入していただいたことのあるお客様に対しては、引き続き、過去実績と同程度の数量の販売を継続する予定ですが、これまでと同等の価格・納期は継続できなくなる見通しです。可能な限りヘリウムガスから別のガスへ代替することをお勧めいたします。

ガスクロマトグラフィーでご使用の場合:キャリアガスをヘリウムから窒素や水素に変更にすることをお勧めいたします。

リークテストでご使用の場合:水素+窒素の混合ガスのご利用をお勧めいたします。

ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんが、ご理解とご協力をお願いいたします。

<参考>
今回のヘリウム不足の直接的な要因は、世界最大の供給源である米国土地管理局(BLM)の粗ヘリウムオークションで エアプロダクツ社が買い占めを行い、プラックスエア社が落札できなかったことです。これによりプラックスエア社はヘリウムの出荷制限を行い、プラックスエア社から輸入している日本のヘリウム供給会社に、ヘリウムが入らなくなりました。エアプロダクツ社は、落札したヘリウムを全量米国国内向けに販売する見通しです。

BLM reaps windfall from FY 2019 Helium Auction | News | gasworld

ヘリウムの供給量は長期的にみても減少傾向で2020年を目前にした現在において、需要に対して供給量が追い付かない事態は以前から想定されていました。世界最大のヘリウム供給元であったBLMに貯蔵されている粗ヘリウム払い出しは、2021年には市中出荷用在庫がなくなるため供給されなくなります。カタールやアルジェリアで新規のヘリウム供給源が稼働を始めていますが、BLMからの供給減少分を補うだけの量を確保できていません。今後の新規ヘリウム供給源はカタールでの3番目のプラントの稼働とロシア(東シベリア)で2020年代が予定されています。

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