2018年4月アーカイブ

高圧ガスを消費する設備に供給する際に、経路の各部位の仕様を確認するためのシートです。担当者との打ち合わせにご活用ください。

高圧ガス流路確認シート [PDF, 128kb]

＜圧力調整器＞

• 一般的に使用される圧力は 1MPa未満になります。それより高い圧力の場合は、高圧仕様になります
• 0.3MPa未満で圧力を正確に制御する場合や、長時間流量を安定させたい場合は二段減圧式の圧力調整器が必要になります
• 液化ガスの場合は、凍結防止のため、ヒーター付きやフィン付きのものが必須になる場合が多いです
• 流れる量の（流量）の制御を数値で行いたい場合は流量計が必要になります
• 関連：圧力調整器（レギュレーター）の購入・レンタルについて

＜ホースとの接続＞

• 圧力調整器とホースの接続、および消費設備とホースの接続の仕様を正確に確認する必要があります
• ホースの内径、外径、材質をご確認ください
• 接続部はホース差し（タケノコ）、ネジ（Rc1/4）、チューブフィッティング、ワンタッチカプラ等様々な方式があります
• 圧力調整器の出口継手

当社は高圧ガスを販売しておりますが、その高圧ガスは高圧ガス容器（以下、ボンベ）に充填されています。ボンベは、お客様が所有されている場合とレンタルの場合があります。

レンタルの場合のレンタル料の計算の仕方について説明いたします。
レンタル容器には容器レンタル料無料期間があり、通常は無料期間１か月
ですが、所定の条件を満たすと無料期間が３か月になります。
以下では、簡単のため、無料期間１か月とします。

＜例・容器の返却が無料期間１ヶ月以内→レンタル料発生しない＞
1月1日に窒素（ボンベ１）を購入
1月15日に窒素（ボンベ１）を返却し、窒素（ボンベ２）を購入
2月1日に窒素（ボンベ２）を返却し、窒素（ボンベ３）を購入
2月15日に窒素（ボンベ３）を返却し、窒素（ボンベ４）を購入
・・・・・・

このような場合は無料レンタル期間１か月以内に容器を交換していますので、
レンタル料はかかりません。

＜例・容器の返却が無料期間１ヶ月以上→レンタル料発生する＞
3月1日に窒素（ボンベ１）を購入、6月30日に窒素（ボンベ１）を返却

この場合はボンベ１に対して４月、5月、6月の３ヶ月分のレンタル料がかかります。

＜レンタル料の請求時期について＞
レンタル料は、毎月発生しますが、請求は残高が1500円を超えたときか、
すべての容器を返却した時点でも請求いたします。